wide_snow’s blog

30代の組込みエンジニア(ファーマー)による技術メモの記録

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TOPPERS OSとは・・・

国産OS:TRONって素晴らしい

 

ファームウェアエンジニアの方なら国産組込みOSである

TRON(トロン)」の名前を一度は聞いたことがあると思います。

一般的にはLinuxTRONなどのOSを使う側の立場で

ソフトウェアを開発される人の方が多いと思いますが

世の中に数多くあるマイコン(CPU)の全てにこれらのOSが

適用出来るわけではありません。

 

そんなときでも、TRON OSは自分で選んだCPUにOSを

載せるための開発(ポーティング)を自由に行うことが出来ます。

OSがあることによるメリットは様々ありますが

「過去の資産が流用しやすい」というのは開発を行う上で

重要なポイントではないでしょうか。

また、TRON OSは非常にシンプルな構成なので

”OSとは何なのか”を理解するのにも向いていると思います。

 

TRONの中でも「TOPPERS」はμITRON4.0仕様に準拠しつつ

オープンソース化されているため、導入の敷居が低いOSです。

種類もたくさんあるので用途に応じて使い分けることで

必要な機能だけを導入することが出来ます。

 

ファームウェアエンジニアに必要なこと・・・

 

最近はRaspberry Piの台頭によりLinux OSを使って

プログラムを簡単に書けるようになっていたり

対応済の組込みOSがすでに搭載されていたりします。

ハードウェアの違いをOSが吸収してくれるため

ハードウェアのことをあまり理解していなくても

ソフトウェアが作れてしまう時代になりました。

 

ファームウェアエンジニアは

「ハードウェアを制御するソフトウェアを開発出来る」

のが強みだと思いますので

OSそのものを理解し、改造し、開発するシステムに対して

最適なものを提供出来る技術を持つエンジニアは

これから重宝されるのではないか、と思っています。

 

自分の知識を深める意味も含め

次回以降、TOPPERS OSの実践例について

書いていこうと思います。